日本の財政は大赤字。国と地方を合わせると約900兆円といわれています。景気がよくならず税収も減る一方で、年金や医療などの社会保障費は増大の一途をたどっています。さらに、追い討ちをかけているのが震災の復興のための赤字国債の発行です。さらに米国も綱渡りの財政状況で米国国債も初めて格下げされました。日本の内外共に大変です。何年も前から国家財政の危機によるスーパーインフレの恐れが言われていますが、いまのところ幸いにしてそれが到来しないのは何よりです。
そのようなとき強いのが不動産などの実物持参といわれています。最近不景気のために余計
そのようなマインドがあります。しかし、どのような不動産に投資するかが問題です。とくに事業用の
収益物件は厳密に選択する必要があります。たとえば、飲食業(レストランなど)は全体に厳しい風にさらされています。高級レストランの利用者が中級レストランに流れ、中級レストランの利用者が
安いレストランに流れるだけでなく、それまでの安いレストラン利用者はレストランに行かない事態が増加しているようです。マーケットが縮小しているのです。 (2011/08/26)