工業用地の選定のなかで、産廃用地のそれは普通よりも神経を使います。その理由は
沢山ありますが、すぐに気の付くところだけで以下のとおりです。
1、産廃施設といっても、中身はさまざまでそれによって、法律の規制内容が変わってきます。
とくに都市計画法の対応です。都市計画審議会にかかるような産廃施設だと大変です。
2、工業系の土地だったら安心して許可が取れるわけではありません。
3、既存の建物があるからといって安心はできません。
4、工業団地によっては、産廃施設を断るところがあります。別に法的効力はありませんが
地元が反対すると行政(役所)も敬遠します。
5、市街化調整区域は安いので、すぐに手を出したくなりますが、あとで塩漬けになることも
多々あります。
(2011/07/18)