大震災の話です。

 大震災の影響で、高層マンションや旧耐震基準の古い建物、埋立地や低地は敬遠されているようです。不動産の競売でも、高層マンションより中低層マンションが人気のようで、売却基準価額に対する上乗せ率は後者が高いとのこと。液状化した地域も敬遠されています。地盤のしっかりした高台の人気が強まっているようです。しかし、土地の性状や経歴をきちんと把握するのが容易ではない場合も多々あるでしょう。これがきちんと分かれば安心できますが、しかし、もし不安な要素がわかれば心理的に動揺します。それでもおいそれと移転できない場合も少なくないでしょう。すべてお金が絡むからです。次善の策としては、今現在の状況下で最善の策を尽くすしかないでしょう。耐震のための補強などです。とくに老朽家屋(マンション、アパートなど)を賃貸している場合、耐震対策が大事です。万一、地震で家屋が倒壊したりして人身事故があった場合で耐震対策が不十分であった場合などは所有者の維持管理責任等が議論されることも考えられます。大地震が起きた後だけに注意するのが一般的になっていくでしょう。また、地震保険に加入しておくことが、本当の意味で保険になります。(なお、筆者は保険会社と関係ありません。念のため。)(2011/06/06)

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