ゴールデンウィークも中盤です。もっとも、私をはじめこの時期も相変わらず働いている人もいます。その人々は黄金週間ではありませんね。
ともあれ今日は『こどもの日』。端午の節句。菖蒲湯ですね。昔は、というと年寄りの言葉になるかも知れませんが、昔は、私が生まれ育った田舎(岩手磐井の一関のさらに片田舎)では、菖蒲湯にする、菖蒲を弟らと連れ立って近くの沼に行き、腰まで水につかり、取ってきて湯船に入れました。(これは我が家近くのごくごく稀な例だとは思います。誤解を避けるためお断りしておきます)。我が家では、親が忙しいため、子どもが自らそうしたのです。他家は知りませんが。そのときの思い出がこの時期になるといつも思い出します。
取れたての菖蒲は強いたくましい匂いがしました。子供心に緊張感を覚えました。
ところでゴールデンウィークの人出は想定外のようでした。高速道路は全国どこもがら空きという予測のようでしたが、結果は大渋滞があちらこちらで発生しました。よかったですね。渋滞をよかったというのも変な言い方ですね。しかし、よかったです。皆元気を取り戻してきましたね。日本人は渋滞にも強いんだぞ、と外国人は思うかどうかはわかりませんが、日本人の底力はこれからです。 (2011・5・5)