不動産物件の検索については、インターネットなしには考えられない時代になりました。
消費者はそれによって自由に好きな情報を入手し、いながらにして物件をある程度は判断できます。少なくとも大きな篩い分けはできます。しかし、画面でみた印象だけで決めるのは危険ですから、最終的には物件そのものをこの目で見る必要があります。ここに至るまで相当のエネルギーを使います。ネット検索も楽ではありません。しかし、効率的に絞り込みができますので時間の節約もできます。不動産業者のチェックもある程度可能です。
一方殆どの不動産業者も何がしかインターネットで物件を紹介しています。自社のホームページだけでなくアットホーム、ホームズなどのポータルサイトを利用しています。前者だけでは、なかなか消費者の目に触れるチャンスがないので後者を使っているところが殆どでしょう。有効な
ネット戦略を見つけるために皆悩み苦しんでいるのではないかと思っているのは私だけでしょうか。ネット社会になり便利になった反面、営業のやり方がかえって難しくなったと思います。デジタルとアナログの融合などといわれますが、理屈ではなるほどと分かったような顔をしますが
よくわかっていません。今頃(この歳)になってITで悩むとは、世の中の先端をいっているのか
不幸なのか。 (平成23年4月20日)