生活環境影響調査(ミニアセスメント)

 

 ミニアセスメントは、特定処理施設(15条施設、8条施設)を設置する場合に必要になります。

 (例、廃プラ・木くず。がれき類の破砕施設で最大処理能力が15トン超のとき)

 大気、振動、騒音、悪臭などが調査対象になります。

 ミニアセスの報告内容については、行政と事前に打ち合わせを行い、不足がないようにしなけれ  

 ばなりません。

 騒音や振動などは、騒音源や振動源の数値のほか、敷地境界までの距離や建物・工作物の構造や

 部材によって変わってきます。機械メーカー、建設会社、設計会社を交えて総合的な調整が不可欠  

 です。

  ミニアセスの費用は、種類・規模・内容などによって大きく異なります。詳しくはお尋ねくださ 

  い。 (小規模な場合は100万円程度から可能です。具体的には見積します。)

  ミニアセスの手順フロー(参考例)

ミニアセスが必要な産業廃棄物処理施設とは、廃棄物処理法で定められた一定規模の処理能力を備えている施設
(法第15条第1項、令第7条)

1

汚泥の脱水施設

処理能力10m/日を超える3

 

2

汚泥の乾燥施設

天日乾燥以外

処理能力10m/日を超える3

 

天日乾燥

処理能力100m/日を超える3

 

3

汚泥の焼却施設




次のいずれかに該当するもの イ)処理能力5m/日を超える ロ)処理能力200/h以上 ハ)火格子面積2m以上32


PCB汚染物及びPCB処理物 であるものを除く

4

廃油の油水分離施設

処理能力10m/日を超える3


海洋汚染防止法第3条第14号の 廃油処理施設を除く

 

5

廃油の焼却施設




次のいずれかに該当するもの イ)処理能力1m/日を超える ロ)処理能力200/h以上 ハ)火格子面積2m以上32



・海洋汚染防止法第3条第14号の 廃油処理施設を除く ・廃PCB等を除く

 

6

廃酸・廃アルカリの中和施設

処理能力50m/日を超える3

 

7

廃プラスチック類の破砕施設

処理能力5t/日を超える

 

8

廃プラスチック類の焼却施設



次のいずれかに該当するもの イ)処理能力100/日以上 ロ)火格子面積2m以上2


PCB汚染物及びPCB処理物 であるものを除く

8号の2

木くず又はがれき類の破砕施設

処理能力5t/日を超える

 

9


金属等又はダイオキシン類を含む 汚泥のコンクリート固型化施設

すべての施設

 

10


水銀又はその化合物を含む 汚泥のばい焼施設

すべての施設

 

11


汚泥、廃酸又は廃アルカリに含まれる シアン化合物の分解施設

すべての施設

 

11号の2


廃石綿等又は石綿含有産業廃棄物の 溶融施設

すべての施設

 

12


PCB等、PCB汚染物又は PCB処理物の焼却施設

すべての施設

 

12号の2

PCB等又はPCB処理物の分解施設

すべての施設

 

13


PCB汚染物又はPCB処理物の 洗浄施設又は分離施設

すべての施設

 

13号の2


上記第3号、第5号、第8号、 第12号以外の焼却施設



次のいずれかに該当するもの イ)処理能力200/h以上 ロ)火格子面積2m以上2

 

14

イ)遮断型最終処分場

すべての施設

 

ロ)安定型最終処分場


すべての施設 (水面埋立地を除く)

ハ)管理型最終処分場

すべての施設

※令別表第3の3に掲げる物質。