利回り主義
表面利回り(不動産広告は通常この利回り)で検討するだけでなく、実質利回りで
投資の是非を検討されているでしょう。しかし、利回りが高い物件と価値のある物件は
必ずしも一致しません。人気物件、立地のよい物件は利回りが低くなり傾向にあります。
両立する物件は少ないようです。
利回りは確かに投資判断で重要ですが、その後の運用はもっと大切でしょう。
一時的に利回りが高くても、空室率が高ければ、結局利回りは下がります。したがって
投資価値の判断では将来の運用利回りの可能性が非常に重要です。
空家対策
賃貸物件では空室率を下げることが最重要課題です。
そのためにはたとえば、次のような対策を考えなければなりません。
1)賃料を近隣と比較して割高にしない。割高にするにしても
それに匹敵するメリット・魅力ある物件にする。
2)設備をなるべく最新にし、クリーニングを徹底する。
3)建物イメージをアップさせる概観、周囲にする。
4)賃借人を早く決められる賃貸仲介業者に委託する。
5)オーナーに不動産活用の提言ができる不動産業者を利用する。
資産保全(管理の重要性)
どんなにすばらしい物件でも、きちんとした管理をしないと資産価値が
急減します。管理には、物理的な管理(清掃、リフォームなど)と法的な
管理(賃借人の管理、法制に合わせそのメリットを活用する管理)の双方が
不可欠です。
そのためには
1)定期借家権・定期借地権などの活用
2)保有する不動産全体を総合的に考えた資産保全対策
3)相続や事業承継の事前事後の対策
が必要です。
当社は上記の点を踏まえて総合的なコンサルテイングを行っています。
一度ご相談ください。